~  “黄泉比良坂”  葦原中国(人間の住む世界)と黄泉の国(死者の世界)を繋ぐ黄泉路  ~ 
 
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今宵のお話を綴らさせて頂くにあたりまして。
先日ご紹介しました“赤真似”“チャイム”の件はご覧頂けましたでしょうか?
もしまだだって方。
どちらも短かいお話ですので、少々の時間を下さいな。
まずは“赤真似”をご覧頂いて
そして“チャイム”をご覧下さい。




ご覧いただけましたか?
では、続きをどうぞ・・・







“チャイム”の話をご覧頂いた貴方。
この話聞いた時
『あれ?』
って思いませんでしたか?
『この‘赤い’のってもしかして・・・』
って。

これって“赤真似”の件で出て来たアイツなんじゃないかなって。

もしも貴方がそう感じたなら。
その瞬間、この都市伝説は実体を得ようとしているんです。


以前、“都市伝説”の件でご紹介させて頂きました通りに
単なる噂話が都市伝説としての実体を得るためには信憑性を高める事が必要不可欠。
その手法として、

① 友達の友達の体験談として、実際にあった話として語られる。
② 身近な地名や登場人物を媒体に語られる。

といったものをご紹介しました。
そして今回“赤真似”“チャイム”のお話を通して使った手法こそ
上記2点に加えて都市伝説確立の決め手となるもの。

③ 複数の経路より同様の噂話を伝播させる。

というものです。

都市伝説なんてのは基本的には興味を引く為に作られた突拍子も無いような話が多いもの。
例えば『T病院には死体を保存するホルマリンのプールがある。
死体にはガスが溜まってるので時折水面に浮いてきてしまう。
それを棒でプールの中に押し戻すアルバイトがある。』という話。
初めてこの話を友人から聞いた貴方は
『ほんとかなぁ』
って疑うかもしれませんね。
でもその後、
他の友人からC病院のホルマリン漬けの死体を沈めるバイトの話を聞いたとしたらどうです?
以前T病院の話を聞いた貴方は
『C病院でもあるんだ。』
って思いませんか?
ここでポイントなのが都市伝説が話し手によってその内容を変化させるという点。
同じ内容、同じシチュエーションなら
『ホントの話なのかな?』
と話自体に疑問を持つかも知れませんが
内容・シチュエーションが微妙に違うために
『T病院とC病院は同じような内容なのかな?』
と思考の点がずれてしまい、バイトの存在自体を知らぬ間に肯定してしまうものなんです。
そしてその話を事実だと信じ、また第三者に伝えてしまう。



“赤真似”と“チャイム”の話をご覧頂いて
なんとなく背格好の違いや行動の違いが気になった貴方。
同じヤツなのかなと思った貴方。
それは赤いモノの存在に対してYES/YESの選択肢しかない疑問なんです。
貴方の気付かない間に
‘赤いモノ’の存在を受け入れつつあるんですよ。




1970年代に爆発的に伝播した“口裂け女”
小学校によっては集団下校が実施されたほどに拡まったあのお話。
あのお話も各地の目撃例が出た事により
“口裂け女は今どこに潜んでいるのか”
“口裂け女はどこから来たのか”
って議論になってましたよね。
いつの間にか
“口裂け女は存在するのか”
って話があんま無くなって、いてもおかしくないって感じになってましたよね。
あのお話もね。
元を辿れば発信源は一つなんだと思いますよ、私は。
一つ噂話が都市伝説の手法を用いて複数の経路で拡がった結果として
あれほどまでに確固とした実体を得るに至ったんだろうなって。





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コメント
この記事へのコメント
ある意味すごい現象ですよね。
実態のないモノが人為的
人に何かしらの影響を与えるに至るわけですから。
そう思うと都市伝説って心理のプロ的な発想の方が作られたのでしょうか?
2007/04/25(水) 22:53 | URL | ちょんちょん #-[ 編集]
Re:ちょんちょんさん
ほんとスゴイ現象ですよね。
口裂け女の都市伝説自体が
政府による情報操作の実験だった。
っていう都市伝説に対する都市伝説が出来るくらいですから。

 深いですね、都市伝説。
2007/05/01(火) 00:04 | URL | ヒロシキャッツ #-[ 編集]
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