~  “黄泉比良坂”  葦原中国(人間の住む世界)と黄泉の国(死者の世界)を繋ぐ黄泉路  ~ 
 
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非常に私事で恐縮なんですが。
この度私ヒロシキャッツは車を乗り換えました。
以前からいいなって思ってたFRタイプのワゴン車を買ったんです。
少しスポーツタイプのちゃけった車なんですけど。
一度くらいはこんなのもいいかなって。

でね。
その記念っていうコトで。
今宵は‘クルマ’に関するお話をご紹介させて頂きます。





このお話は大阪府にお住まいのTさんって人の体験談。
今からちょうど4年ほど前の事なんですが
Tさん車が大分調子悪くなったって事で中古車を探してたんですね。
で、休みの度にいろんなお店を見に行ってた。
そしたらね。
とあるモータースですごくいい車があったんです。
FRタイプのワゴン車。
まだ発売されて一年足らずの車が驚くような値段で売られてる。
すぐにね。
店員さんに詳しい話を聞いたんです。
そしたら走行距離も全然走って無いし、事故歴も修復歴も無いって言うんですね。

『これは掘り出しものだ。』

Tさんすぐにその場で契約したんですね。

でもね。
その車が納車されてすぐに。
Tさん、‘異変’に気が付いたんです。




それは車を買ってから最初のお休みの日の事。
やっぱうれしかったんでしょうね。
Tさん深夜にドライブでもしようって思った。
で、車に乗り込もうとドアを開けると
車内から冷たい空気が流れてくる。
“もう七月なのに”
不思議に思いながらもシートに腰掛けると

“ビシャッ”

って冷水掛けられたみたいな寒気に襲われた。
“何だこれ”
Tさんなんか嫌な予感しながらも車を発進させたんですね。

で、しばらく走ってると

『  ・・・で     ・タ・・・    』

何かおかしな音が聞こえる。
ラジオの音かなって思ったけど、どうも違う。
意識を集中して聞いてみると

『  な・・で・・・ ワ・・・コ・・・・ノ・』

女性の声・・・?
Tさんラジオの音を消してみた。

『なんでワタシヲコロシタノ?』

『うわっ!』

バックミラーの中、
後部座席から真っ白い顔した女が運転席のTさんを睨み付けてる。

『ゆるさない・・・ ゆるさない・・・・!!』

Tさん急ブレーキして、とにかく車から逃げ出した。
で、そのまんま家まで走って帰ったそうなんです。




次の日になって。
怖くなったTさん、近くのお寺に車を持っていったんですね。
そしたらそこのお坊さん、車見るなり
『あぁ。』
って言ったそうです。
Tさんね。
お坊さんにことの次第を説明したんですね。

『この車に取り憑いてる女、オレが自分を殺したヤツだって勘違いしてる。』

って。
そしたらそのお坊さん、

『いや、この女性は間違ってませんよ。そもそも車に取り憑いてもいないですから。』

って言う。
Tさん自分はそんな事絶対にしてないし、間違いなく女性の霊が取り憑いてるって言ったら

『そうじゃ無い。』

って。
この車にはね。
男性の霊が取り憑いてるんだって。
お坊さん、そう言ったそうなんです。



お坊さん曰く、以前この車で若いカップルが練炭自殺をしたそうなんです。
どういう事情かは分からないけども
運転席に男性、後部座席に女性が寝かされた状態で自殺をした。
きっと無理心中みたいな感じだったんでしょうね。
あの女性は死んでから、男性を憎み続けてる。

でね。
男性は死んでから車に霊魂が縛られる事になってしまった。
でも恨みとか無いから、霊体としては人目に付く程濃くは無い。
女性の霊はその男性の霊に憑いていたんです。
なんかややこしい話なんですけど。
あの時吐きかけれた呪いの言葉は、
Tさんじゃなくて運転席の男性の霊に向けられたものだったんです。
そして車に取り憑いてたのは女性ではなく、男性の霊だった。
だからね。
運転席に座った時に冷水を浴びせられたような感じがしたんだって。





結局ね。
Tさんその車、すぐに手放したそうです。
車売ったトコに文句言ったそうなんですけど
『事故も無いし、修復歴も無い。嘘は付いていない。』
って言われたらしくて。
まぁそりゃそうですけど、それにしてもいい根性してますよね。

あれからはあの女性の霊がTさんの前に現れる事は無いそうです。
多分あの車に付いていったんでしょうね。
今もきっとどこかで・・・。


・・・私の車ですか?
私の車は大丈夫ですよ。
中古車でかなり安くで買えたんですけど
凄く調子が良いんですから。
事故歴も修復歴も無いって言ってましたし。
それにね。
特に夜なんて。
とっても良く効くんですよ?

 冷房が、ね。




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