~  “黄泉比良坂”  葦原中国(人間の住む世界)と黄泉の国(死者の世界)を繋ぐ黄泉路  ~ 
 
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‘忌み名’いみなとは
もともとは‘諱’いみなというもの。
口に出す事が憚られるという事を意味する言葉です。

‘諱’はひとの本名を指す言葉で、
死後に賜る‘諡’おくりなと同義に考えられがちですが、本質が異なるもの。
古来の考えでは、人の本名は霊的な人格と密接に関わってるために
死後その名を呼んだり、貴人に対して‘諱’で呼びかける事は極めて無礼にあたるとされました。
その為に通称としての‘字’あざながつけれるようになり
次第に実名自体を呼ぶに避けられるべきもの。
忌むべきものとして‘忌み名’と呼ばれるようになったと考えられています。


しかし、実はこの‘忌み名’。
地方によっては違った解釈がなされてます。
人には人間界における本名や実名とは別に、魂自体に名があるという考えです。
‘忌み名’とは魂の名を意味するもの。
呪術をかける際などにはこの魂の名称が必要なために
その名を知られる事は絶対の禁忌として‘忌み名’とされているという考え方です。
この考え方は世界各地で見られ、ケルト民族の伝承にもあるそうです。
私は個人的にはこっちの考えの方が好きですね。

もしも自分の魂に本当の名前があるなら。
知ってみたいと思いませんか?



余談なんですが、婚約される女性を許婚って呼びますよね。
あれは婚約後に幼名とは違う呼び名をつけるから
『言い名付け』、つまりは『許婚』って呼ぶようになったそうです。




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