~  “黄泉比良坂”  葦原中国(人間の住む世界)と黄泉の国(死者の世界)を繋ぐ黄泉路  ~ 
 
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これは友達の友達から聞いた話なんですが。

京都で一人暮らししてる吉田さんって人がいるんですけど。
ある日の事、彼が部屋にいるとね。
“ピンポーン”
って部屋のチャイムが鳴ったんです。

で、吉田さん玄関まで行って

『は~い』

って言ったら
ドアの向こうから

『アタシ、アタシ。開けて。』

って声がする。
吉田さん実家の妹が来たのかと思って

『佳恵か?』

って聞いたら

『そうアタシ、アタシ。佳恵。 開けて。』

って言う。

“急に何しに来たんだろ?”
不思議に思いながらなんとなく覗き穴覗いてみてギョッとした。

そこには夕日浴びたみたいな真っ赤な人が立ってる。
顔も体も、真っ赤に染まった人が、

『アタシ アタシ、 佳恵。 開けて。』

髪を掻き揚げる仕草をしながら言ってる。

それは吉田さんの妹がよくするクセ。
それを不器用に真似ながら

『アタシ アタシ 佳恵。 開けて。』

って言ってる。


吉田さん、結局ドアは開けなかったそうです。
それにしてもなんであの赤いヤツは佳恵のクセを知ってたのか。
吉田さんは今でも不思議で仕方が無いって言ってましたね。




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