~  “黄泉比良坂”  葦原中国(人間の住む世界)と黄泉の国(死者の世界)を繋ぐ黄泉路  ~ 
 
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これは、友達の友達から聞いた話しなんですが。
友達の知り合いにAさんっていう人がいて、その人はいわゆる芸能関係の仕事をしている
人でした。(今は、飲食関係の仕事をされてるらしいですが)
ああいう仕事って大変らしくて、家に帰るのはいつも深夜になるそうです。

ある日のこと、その彼がいつものように深夜遅くにマンション着くと。
ちょうど1階にエレベーターが降りて来たそうです。
‘こんな深夜に起きてる人もいるんだな。’
そんな事を思っていると、扉が開き中から男性が出てきました。
その男性、帽子を深くかぶり、下を向いてたので顔は見えなかったそうですが、
なんか変な雰囲気だったそうです。
で、下を向いたまま急いで出て行こうとするものですから、
入口で待ってたAさんに‘ドンッ’てぶつかりました。
『あ、すいません。』
Aさんがそう言っているのに、その男は黙って走り去ってって行きました。
‘なんだ、失礼な奴だな・・・。’
そう思いながら、自分の服を見ると、赤いものがべったりと付いている・・・。
‘これは・・・血じゃないか!!’
Aさん、恐ろしくなってすぐに自分の部屋に駆け込んだそうです。

次の日。
午前10時くらいになって。
‘ピンポーン’
部屋のチャイムが鳴り、インターフォンのカメラには警官の姿が。
『昨日このマンションで殺人事件があったのですが、不審な人物を見かけませんでしたか。』
Aさん、すぐに昨日の男を思い出したそうですが、仕事の関係上こういう事件に
巻き込まれるのは面倒だったのと、これからすぐに撮影があり時間が無かったので、
『何も見ていないです。』
って言ったそうです。
そしたら、警官も
『そうですか、ご協力感謝します。』
そう言って帰って行きました。

そして数日が経って。
ふとTVを見ると、自分のマンションであった殺人事件のニュースが。
『捕まった犯人の男性は、京都市○区に住む△△容疑者。以前より交際のあった・・・』
犯人の顔写真を見て、Aさんビックリしたそうです。
TVに写った犯人の顔。
それは、あの日自分の部屋を訪ねた警官のものだったからだそうです。

あの日、自分の姿を見た者。
それを探しに来ていたんですね。
もし、あの時『見ました』って言っていたら・・・。

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