~  “黄泉比良坂”  葦原中国(人間の住む世界)と黄泉の国(死者の世界)を繋ぐ黄泉路  ~ 
 
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“この世で一番恐い話”
こういう世界がお好きな方にお伺いすれば、間違いなくそれは、

丑の首”の話

そうおっしゃられるでしょう。


私もずっと前から“丑の首”の噂は聞いたことがありました。
あまりにも恐ろしい話だって。
ただ、その話をちゃんと聞いたことがずっと無くて。
それが三年前、本当に偶然に、その話を知る人にお会いする事が出来たんです。
『どうしても教えて欲しい』
もちろん、そうせがみました。
彼は頑なに話しをする事を拒みましたけど、ついにその重い口を開いてくれました。
『話しを聞いたこと、一生後悔する事になるぞ。』
その時は、単なる脅し文句程度に思ってたんですが。

彼が初めてその話を聞いたのは、幼稚園に通っていた頃。
遠足のバスの中で、先生が話してくれたそうです。
しかし、あまりに恐ろしいその内容に、子ども達は泣き叫び、バスの中はパニック状態に。
『先生、やめて!やめて!!』
彼も大声で叫び続けてたそうです。
本当に小さな頃の体験にも関わらず、20年以上経った今でも鮮明に覚えているそうです。 

『何が恐ろしいって、これは本当にあった話しなんだ。』

そう言って、その時聞いた“丑の首”の話を私にしてくれました。


・・・正確に申しますと。
バスの中がパニック状態となり話が途中で途切れた為、彼が知っていたのは話の前半部分だけ。
でも。
その内容は私がこれまで聞いた話とは全く異質のもの。
‘怖さを楽しむ’
そんな生易しいものではありません。
そしてそれが、現実にあった事だなんて!!
私は初めて理解しました。聞いてはいけない話ってあるんだって。

あの時、私が聞いたのは話の半分だけ。
でも、その続きを知りたいとは微塵も思いません。
この半分だって、できれば今すぐ忘れてしまいたいです。
無理だとは分かっていますが。
この話を思い出す度に、言いようの無い不安に苛まれます。
気が狂いそうです。

・・・すいません。
私には、あの時聞いた“丑の首”の話を、このブログに載せる勇気はありません。
正直、二度と関わりたく無いんです。
じゃあ、なぜ今日この話を紹介したのかって?
それは、皆さんに対して‘警告’を発したかったから。

これから、もし皆さんが“丑の首”の噂を耳にすることがあったとしても、
絶対にその内容を知ろうとは思わないで下さい。
興味を持つなんて事、絶対にしないで下さい。

一生後悔し続ける事になりますから。



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