~  “黄泉比良坂”  葦原中国(人間の住む世界)と黄泉の国(死者の世界)を繋ぐ黄泉路  ~ 
 
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‘忌み名’いみなとは
もともとは‘諱’いみなというもの。
口に出す事が憚られるという事を意味する言葉です。

‘諱’はひとの本名を指す言葉で、
死後に賜る‘諡’おくりなと同義に考えられがちですが、本質が異なるもの。
古来の考えでは、人の本名は霊的な人格と密接に関わってるために
死後その名を呼んだり、貴人に対して‘諱’で呼びかける事は極めて無礼にあたるとされました。
その為に通称としての‘字’あざながつけれるようになり
次第に実名自体を呼ぶに避けられるべきもの。
忌むべきものとして‘忌み名’と呼ばれるようになったと考えられています。


しかし、実はこの‘忌み名’。
地方によっては違った解釈がなされてます。
人には人間界における本名や実名とは別に、魂自体に名があるという考えです。
‘忌み名’とは魂の名を意味するもの。
呪術をかける際などにはこの魂の名称が必要なために
その名を知られる事は絶対の禁忌として‘忌み名’とされているという考え方です。
この考え方は世界各地で見られ、ケルト民族の伝承にもあるそうです。
私は個人的にはこっちの考えの方が好きですね。

もしも自分の魂に本当の名前があるなら。
知ってみたいと思いませんか?



余談なんですが、婚約される女性を許婚って呼びますよね。
あれは婚約後に幼名とは違う呼び名をつけるから
『言い名付け』、つまりは『許婚』って呼ぶようになったそうです。




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皆様、明けましておめでとうございます。
このブログをご覧頂いてます、貴方(貴女)にとって。
2007年度が素晴らしい年になりますように。

ところで、なんですが。
初詣はどちらに行かれましたか?
もし、まだ行ってないという方。
まだまだ行き足りないとおっしゃる方がいらっしゃいましたら。
是非ともお勧めしたいコースがございまして。

以前、このブログの‘黄泉比良坂’ の件でご紹介させて頂きました、伊邪那岐命いざなぎのみことの神話。
あのお話しには続きがございまして、黄泉の国より帰った伊邪那岐命は、穢れを落とす為にとある泉にて禊をします。
その時、その左の目より生まれ出た神こそ、日本の主神・太陽の神‘天照大御神’あまてらすおおみのかみ
そして、右の目より生まれたのは、夜の世界の支配者‘月読命’つくよみのみこと
鼻より生まれたのは、ワダツミの世界(海の世界)そして黄泉の国の支配者‘‘建速須佐之男命’たけはやすさのおのみこと
この時こそ、日本史上最も有名な‘三貴子’みはしらのうづのみこが誕生した瞬間です。

今年は、そんな三貴神を巡る参拝ををなさって見ては如何でしょう?
きっと素晴らしいご利益があるはずですから。




もし、京都にお住まいの方がいらっしゃいましたら、こんなコースを是非。


“葛野坐月読神社”
京都市西京区にある、松尾大社にございます。
月読命を祭神としており、参拝しておけば暗い夜だってもう安心です。

月読神社
葛野坐月読神社



“八坂神社”
京都市東山区にあります、超有名神社。説明の必要も無いですよね。
この神社の祭神こそ、スサノオノミコトでございます。
荒ぶる神であり、なんといっても黄泉の国の支配者。
ご利益を得ておけば、あっちの世界を存分に覗けるってものです。

八坂神社
八坂神社



“日向大神宮”
京都市山科区、蹴上駅より徒歩15分程の場所。
天照大御神が祭神です。
ちなみに、天照大御神はなんといっても日本の主神とされる神。
いろんなところに縁の神社がございます。
もしも時間がお有りでしたら、やはりご神体‘八咫鏡’やたのかがみの在る伊勢神宮へと。
少し変わったところですと、大江町(今は福知山市)にある元伊勢神宮などもよろしいかと。
(元伊勢:現在の伊勢神宮に至るまでに、一時的にご神体が鎮守されていた神社の総称)
酒天童子の霊峰大江山を巡る参拝というのも、なかなか趣があっていいものですよ。

日向大神宮
日向大神宮



さぁ、皆さん。
神のご加護を得て、今年もどんどんあっちの世界へと降って行こうじゃありませんか!



‘鬼の姿’と聞いて、あなたはどんなモノを想像しますか?
恐ろしい形相で、牛の角を生やし、寅の毛皮を纏っている・・・。

オニ   こんな姿を想像しませんか。

実は、この姿にはちゃんと意味があるんです。

‘鬼’とは、古来‘モノ’と呼ばれ、悪しきもの、祟りをなす無形のものの称として使われていました。
つまり、霊魂や物の怪といった類のもの総てが‘鬼’だったのです。
そして、その悪しきもの達のやってくる方角こそ、“鬼門”の方角(北東)とされていました。
陰陽道のおける方位は十二支で表され、北より子・丑・寅・卯・辰・・・。
“鬼門”は丑寅の方角となります。
このことに由来し、現在私達の知る想像上の生き物としての‘オニ’が描かれる際には、
本来の‘鬼’の意味になぞらえて“丑の角”を持ち、“寅の毛皮”を纏っている姿をしているそうです。
なるほどって感じがしますよね。

ちなみに、よく非道いことする人のことを‘鬼’って言いますよね。
あれは想像上の生き物の‘オニ’に喩えてるのではなくて、
‘鬼’という言葉自体に元々、“人間から人間性を削ぎ落としたもの”
という意味があるかららしいです。

まぁ、どっちにしてもあんまりな言いようですけど・・・。


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